銀行の破綻


銀行は,最も一般的な金融機関です。銀行のビジネスモデルは,預金者からお金を預かり,お金が必要な人に貸し付けて金利で稼ぐことです。住宅ローンも当然その中に含まれています。

銀行というのは法人(企業を相手)にお金を貸す商売でした。バブル崩壊により企業の倒産が相次ぎ,倒産企業に貸し付けていたお金が焦げ付いてしまい,不良債権になってしまいました。

不良債権というのは,貸したお金が返ってこないか,戻ってきてもほんの一部というものですから,銀行は損失を被ってしまいます。積み重なり,耐え切れなくなった銀行が破綻という結果になったわけです。

銀行は,個人顧客へ

銀行は,個人顧客に目を付けたのです。個人は企業と違い大きな金額のお金を借りたり,預けたりすることはありません。

ところが個人が少々まとまったお金を使うことがあります。それが住宅ローンとです。個人向ローンけとして,他にも教育費やマイカー購入費などがありますが,住宅ローンの金額にはかないません。

企業と違い個人は破綻する可能性が低いこと,返済不能に陥ったとしても担保として購入した不動産があるので,銀行としては損がありませんから,全ての銀行が積極的に住宅ローン融資を行っています。

銀行が金利やサービスを競争しているので,銀行の住宅ローンは有利なものが数多くあります。金利は2007年11月現在おおむね3%で,旧住宅金融公庫とほとんど変わりませんし,諸経費の手数料が安くなっていたりゼロになっている銀行もあり,銀行によりかなり差があることが分かります。

サービス内容もユニーク

サービス内容もユニークなものが数多くあります。3大疾病と言われる「がん」,「急性心筋梗塞」,「脳卒中」のどれかに診断されたら以後の住宅ローン残高がゼロになるという保険付の住宅ローンがあります。

一家の大黒柱が働けなくなっても家を取られる心配がないというわけです。

金利面でおもしろいのは,東京スター銀行の商品です。銀行に預金をすると,預金残高と同じ額については住宅ローンの金利がゼロになるというものです。

1500万円の住宅ローンを借りている場合,1500万円を預金すると住宅ローン金利はゼロになる仕組みです。

繰上げ返済をすると手元にお金がなくなってしいますが,住宅ローンの支払いに役立つようにしたいというニーズを会った商品だと思います。