ひな祭りとは,桃の節句で普通の日
ひな祭りは,各地方で独自の文化を伝えてきたイベントでもありす。全国各地にあるユニークなひな祭りを見てみることにしましょう。
埼玉県鴻巣市は,全国的にも有名な人形の産地です。人形の産地ということは,ひな人形の生産も盛んです。鴻巣市の名前を全国的に有名にしているのが,ここで行われる「鴻巣びっくりひな祭り」です。びっくりという言葉が入っていますが,一体どんなびっくりなのでしょうか。
人形が大きいというわけではなく,人形の数がびっくりなのです。会場の鴻巣市役所に巨大なひな壇が用意され,ものすごい数のひな人形が飾られます。数についての発表はありませんが,写真を見ると数万という数です。
たくさんのひな人形を一目で見る機会はありませんから,そういう意味では「びっくり」という名前に偽りはありません。
群馬県渋川市に伊香保温泉があります。伊香保温泉で,有名な石段をひな壇に見立てたひな祭りイベント「石段ひなまつり」を開催しています。イベントの主役はひな人形ではなく,実際の子供たちです。地元の幼稚園児や保育園児が参加し,本物のひな人形の衣装をまといひな壇に鎮座します。つまり“リアルひな人形”です。まだ体が小さい子供たちなので,遠くから見ると本物のひな人形に見えます。地域の活性化の面白いイベントだと思います。
ビッグひな祭り
石段を使ったひな飾りには,「かつうらビッグひな祭り」というイベントもあります。先ほどの「びっくり」も,この「ビッグ」も,ひな祭りにしては少々言葉が柔らかすぎると思うのですが,このビッグひな祭りは千葉県勝浦市で開催されます。
このビッグひな祭りは同じ勝浦という地名を持つ徳島県勝浦町と千葉県勝浦市で行われています。両者の地名を取り「かつうら」という名称がついているそうです。元々は徳島県勝浦町で始まったイベント,長い石段に赤じゅうたんが敷かれひな人形がずらっと並びます。階段ですから,ものすごい段数のひな壇飾りの出現です。
しかも飾られるのは1ヶ所ではなく,開催中は町のあらゆるところに「ビッグ」なひな壇が出現し,ものすごい数のひな人形が飾られます。有名なイベントなので,記念切手まで発行されています。
風習が残るひな祭り
ひな祭りの他にも各地のイベントはありますが,こんなにしっかりと風習が残っているのはひな祭りを以外はないとも言われています。次回は西日本のひな祭りをご紹介します。
